これは自動車保険に入っているということの重要性を体感した話です。 自分の妻が交通事故にあったのですが、こちらは右折の為に停止していたところに後ろから追突されました。車は廃車になってしまいましたが幸い妻に大きなケガは無かったです。警察を呼んだり、自分の加入している保険会社などに連絡したりしてその日はなんとか落ち着きました。 しかし翌日こちらの保険会社からの連絡で発覚したのが、相手が民間の自動車保険に加入していないことでした。過去にそういった方と事故に遭遇したことが無かったので驚きました。保険会社のほうからは「珍しいがそういった方も中にはいる」とのこと。不安を感じていましたが、保険会社のほうに対応は任せておこうと思った矢先でした。相手が保険会社の電話に応じなくなったのです。 電話に応じてもらわなければ対応できないと保険会社からあり、直接相手に話に行くことにしましたが相手の家に到着した時点で無理だろうなと思いました。どう見ても返済能力のあるような感じではありませんでした。相手は仕事もあり、従業員を抱えていてなどいろいろ言っては返済能力はあると話をし続けたのでとにかく保険会社の電話に出るよう約束して帰りました。 それからまた数日後、保険会社からの電話では「電話に応じたが、補償額に納得いかないや自己破産などをちらつかせている」とのことで交渉にならないとありました。そこで保険会社からのアドバイスと弁護士費用特約もあったので弁護士を依頼することにしました。 弁護士に何かを依頼するなんてこと自体が初めてで緊張しましたが、非常に親切に対応していただきました。ただ事故やこれまでの経緯を説明していたところ、今回のケースは難しいということを言われてしまいました。民間の保険は自分では無く、相手のことを補償してあげる為に入るものでありそれに加入していない時点でそういう考え方が欠けている人の可能性がある。あるいは単純に保険料を支払いたくないと考えるようです。 その後弁護士の方も最善は尽くしてくれたようですが、結果は相手は支払いを拒否、裁判をする必要があるとなりました。しかし裁判をした場合にこちらが勝つのは明白で、相手の資産を抑えることも可能になるがそれには限りがあってうまくお金を取れるかはわからないとのこと。そもそも相手の家に行った時点で資産など無いだろうという印象だったし、時間かけてまで事故のことに自分の時間を割くのは自分も家族もストレスが増えるだけだと思い、裁判はやめました。 とにかく事故が発生して、収束するまでストレスを感じていました。弁護士の方に話をしていろいろ聞いてもらい、しっかり説明してもらうことで納得出来たのは大きかったです。弁護士費用特約は一応付けていた程度でしたが、自分がこういったことに遭遇したことで非常に大切であるとわかりました。 民間の保険は相手の為に入る、弁護士の方もそう言っていましたがまさにその通りだなという体験でした。