あれは小学一年生の夏休み。今でも鮮明に覚えています。
その日は、家族でいとこの家に遊びにいっていました。親たちが見守る中、私たちは外で鬼ごっこをしていました。みんな結構な汗をかいていたので、親が100円玉をみんなにくれ、飲み物買ってきなさいと言われました。
鬼ごっこの途中ということもあり、みんなでダッシュで自動販売機のほうまで行こうということになりました。
その時、事故がおこったのです。
私は1番早くに到着して、横断歩道の前にある自動販売機に無我夢中で特攻しました。そしたら右から乗用車がやってくるのが見えました。
私はこのまま走り抜ければ、はねられることなくいけると思い、止まることなくすすみました。ですが、次の瞬間ふわっとした感覚に襲われました。
あれ?空を飛んでる?
そんな感覚でした。私は車にはねられたのです。
結構な距離を飛ばされましたが不思議と痛みは全くなく、奇跡的に無傷で助かりました。自分には何がなんやらさっぱり?でも周りは大騒ぎで、親は泣きながらこっちに向かって来ました。
大事にしたくなかったので、親も車の運転手も示談で済ませましたが、子供の頃の私にはさっぱりでした。それ以来私は周りをよく見るようになり、事故などなく平和に暮らしています。